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VRCをろくに遊んでなかった女が男性アバター改変を見たいという理由でいちゃマへ通って3日。マリシア男装改変君と出会い、いよいよ個室へ。トラブルをきっかけにまんまとプラベに連れ込まれVRC人生初のインバイト。キスされ良い雰囲気になるもその先の行き方は互いに分からず時間切れに。
お砂糖に内緒でこれ書いてる事に罪悪感があったので長文ポエムを書いてる事だけ伝えたのですが、普通に即見つかりました。相手にこれはやめて~と言われた部分などは都度編集したり削除してほしいと言われたものは消えます。ご了承ください!
悔しいが頭の中は昨日のマリシアくんでいっぱいだった。普段から恋愛ごとにもさほど興味なく婚活もマチアプも続かなかったような人間なのに、だ。バーチャルでちょっとイチャついたくらいで何を脳を焼かれているのか、ほんとに身悶える1日だった。
夕方くらいからはwebからフレンド一覧を出しっぱなしにして、一体いつ頃インするんだろうとか、見かけたらjoinしていいのかなとか、招待くれないかな、とか、ほんとなんというか。まぁ結果として現にお砂糖関係になったからいいものの、一晩そこそこに良い思いしたからとここまで入れ込むのもいかがなものかと今では思ったりする。
今でもたまに彼に、何がそんなに良かったの?とか、何が決め手だったの?とか聞かれることがある。
一言にしてしまうと「居心地が良い」なんだけど、それが熱に浮かされた一時的な気持ちの良さではなく、今でも続く空気感なのが、好きになった大きな理由なんだと思う。
そしてそれが下心由来で無い気がしたから、である。
例えば、だれでもいいからお砂糖が欲しい、とか
一時的な寂しさを埋めたくて誰かと寄り添いたい、とか
なんでもいいから気持ちよさを求めてる、とか
かわいい/かっこいいものを見ていたい、とか
別にいちゃいちゃマッチングはそういう俗物的な場所なので否定しないし、というか本来そういう人たちがマッチするのが正しいまであると思う。
皆が皆、目的があって居心地のいい空気をつくるし、いい雰囲気にもっていってなんかいい感じのことをする。
でもその、目的というか、先のやらしさがあまりに見つからなかったのだ。
悲しいが、成人女性的にはそういう「ヤリモク」的な空気ってすごくわかりやすく、自分を見ているのか、女性としての性を見ているのかってめちゃくちゃわかるんですよね。
会話の節々だったり、過ごし方に目的がにじみ出るというか。
私のそういう女のカンが正しく反応していれば、彼は私を女性性として見てるわけでもなく、トラストランクや使用アバターで見て判断することもなく、自分の欲を満たす存在でもなく
ただそこにある私と接してくれていた。
もうそれだけで、最高に心地の良い空間だった。
現実でもVRCでもそうだけど、これがすごく難しいことだと思う。
「ただそこにある私とあなた」でいる事ってとても難しい。
誰だって自分が一番かわいい。自分が気持ちよく、いい気分でいたい。良い気持ちでいたい。その「気持ち良くなりたい」を相手にぶつけて傷つけがちだ。
この感情は本来当然のこと。
だって自分が一番大切なのは、誰だってそうだから。
その当たり前や当然を、一旦横に置いて今目の前にいるあなたとわたしで、心地よく過ごすにはどうしたらいいのか、をあまりにもすんなりと出来ていたのだ。
傷つけないような話題、しぐさ、距離感。
相手への興味、共感。
相手が筆談だから合わせて筆談にする、時間大丈夫か聞いて、場所を変えてボイスチャットの可不可を聴く、当たり前に敬語で話して、お互いに確かめ合いながら一歩づつ距離を詰めた長い夜。
表面上の触れ合いになりがちなVRCと思えない、心のつながりを確かに感じたのだ。
だからどうしても、それがもう一度、欲しかった。
と、詩的に書けばなんだかおしゃれだが、現実はフレンド一覧をチラチラ見ながら悶々とするメンヘラ成人女性ストーカー予備軍みたいなもんである。
その自覚がある程度あったから、ログインしてるのも、パブリックやフレプラにいるのも見ててもまっっっっったくjoinできなかった。
しかも途中つむぎ(お砂糖マッチング)にも居て、なんとも複雑な気持ちになったりもした。この時点でお砂糖になりたいと思ってたわけではないのだが、そういう人を探してる人なのかなとか、探してるなら付きまとわないほうがいいかな、とか考えた。
昨日の今日でまたやってきてうっとおしいなとか、一時的な欲求を埋めたかっただけなのにまた来たよ、と思われてたら?と思うととても怖かった。居心地の良い夢だったと思って胸にしまっておく方がいいのかとか、超手練れに遊ばれただけじゃないかとか、もやもや考えてたら日付は超えてまた深夜になってしまった。
やきもきしながら自分のフレンドのところへいったり、一人で写真をとったり、書き置きをしにいったり、普段通りを普段より時間をかけてゆっくりゆっくりと過ごしてた。いつでも行けるように、いつでも来れるように、と思いながら。
流石に日付も超えて一時間経つか経たないかくらい、フレンドたちもV睡インスタンスばかりになっていく。上から順々に書き置きをして、たどり着く彼ひとりだけになっているフレプラ。
「昨日はありがとう、おやすみなさい」だけ言えればいいから、と自分に唱えながらjoinする。
お邪魔そうだったり待ち合わせなら、お休み前の挨拶巡りだから、と言って抜ければいいから、寝てるかと思って書き置きしにきた、とか、ローディング中もずっと言い訳を考えていた。
ロードが終わった世界では夜空に花火が上がりつづけていて、昨日と変わらない優しい佇まいのマリシア君がそこにいた。
頭の中で唱えてた通りに、ご挨拶にきたの、とか昨日はありがとう、とか当たり障りのない事を、照れくさくてあんまり顔が見れないまま話した。
ここじゃゆっくりできないよね、昨日教えてもらったワールド行ってきたけどここ好きだったから、一緒に行こうよと
私が昨日教えた女の子を連れ込む用ワールドシリーズのひとつをインバイトで立ててくれた。
教えたところ、もう行ってきたんだと嬉しくなりながら、もう抵抗もなくインバイトへのポータルをくぐる。
青色が広がるチルワでここの空間良いよね、とか、VRCってクジラが空泳ぎがちだよね、とか当たり障りのない会話をしながらくつろぐ場所を探す。
彼が「今日つむぎで聞いたんだけど」と切り出して目の前の鏡を付けるように言われる。
「こうやって目の前の鏡を付けて、鏡を見ながら撫でたりするんだって」と実践される。なるほど、これは”されている”感が段違いというか、今自分がどういう状況でどうされてるのかがよくわかる。目から鱗だった。
今ではもう自分たちも当たり前になったのだが、なんとこの時お互いに「鏡を見ながらしゃべる」「鏡を見ながら撫でたりハグをする」という概念がなかった。まじで興味がなかったのだ、そういうことに。
フジヤマの鏡前待機勢とかこういうことだったのかーーーーと納得したり、V感もなく触れ合いに関しても「???」だった私は「鏡を見ながら互いを確認しながら相手に触れる」という行為とその意味を覚えた。
そして愛おしそうに優しく撫でてくれて、優しく抱きしめながら話してくれる彼との時間は本当に甘ったるい時間で、お砂糖の語源の身をもって感じる時間を過ごした。
たわいもない会話の中にところどころ混じる、距離をはかる質問、お砂糖の話、お互いのこと。
夢のように甘い時間を素直に受け入れられない私は何度も「いつもこうやって女の子連れ込んでるんだ」とか「普段からこういうことしてるんだ」とか、予防線をずっと貼り続けていた。そのたびに「俺だって初めてだよ」「こんなこと普段はしないよ」と言っていた。
本当にお砂糖文化やVRCでの色恋事情に興味がなく、鏡を見ながら触れ合うことも、キスの仕方も、撫で方も知らなかった
でも、この人と「お砂糖」になったら多分幸せだし
今私の感じてる感情が「お砂糖になりたい」なんだな、と
ぼんやりと考えていた。
話の脈絡はあんまり覚えてない。何かの流れで私をほめたり持ち上げてくれても「わたし騙されてるのかも」とか「うそだ~」みたいなことを何度も言っていた。その中で「これ騙されちゃったら、どうなるのかな」と問いかけた。
少しの沈黙の後に、私の手に手を重ねながら「俺のお砂糖になって?」と、言われた。
内心は二つ返事でOKなのだが、自分のお砂糖文化への興味のなさ、理解のなさ、未知の世界への不安ですぐにはい、と言えなかった。震える声で「いいの?」って聞いた気がする。
(質問返しは)ずるいでしょ、みたいなことを言われて再び答えを待たれる。
普段どんな声で話してたか、どこから声を出してたかも忘れてしまうほどに緊張しながら「よろしくお願いします」と言えた。
ちょうど書いている今の約一か月前くらいの話。
お互い、初めてのお砂糖。
触れ合い方も、愛情の伝え方も、何も知らない、真っ白なスタートだった。
これで「お砂糖に興味なかった2人が出会って2日でお砂糖になった」シリーズは終了です。
色々事情があってお互いの界隈にお砂糖がいることは内緒だったり、私が私自身の感情の整理だったり、単純に文系なので文章を書きたかったり、そんないろんな理由で始めたノートでした。
今、自分がお砂糖関係を持つようになったからといって、他人にその文化を勧めるつもりもないし、でももう否定もしない。確かに闇が濃い界隈もあるだろうし、表面上だけの甘い関係もこの世界にはあるだろう。すべてを肯定するわけでもないし、人それぞれだよね、としか言いようがない。
でも書いてて思ったのは
普通の恋愛では感じずらい、心のつながりをダイレクトに感じれる代わりに、触覚のない世界で視覚聴覚をフルにつかい相手に愛情を伝えるという、最大の思いやりが必要な関係の難しさや尊さを知ることができた。
そして、意外にというか、意外ではないのだけど、私たちは思ってたよりも自分勝手で、恋愛は特に「自分の触覚」がとても優先的なんだなと知った。
自分の唇の気持ち良さ、身体の気持ち良さ、手を触れられればそこに体温があって、目をつむってたって感じれる。
自分に伝わってくる感覚が優先なのはとても当たり前なのだけど、これがない関係って本当に不思議なのだ。いくらアバター同士の唇がふれても唇は湿らないし、触れられた体は鏡で「どこをさわられている」と認識しなければわからない。手を握ることすらできない世界で私たちは相手に愛情を伝えなくてはいけない。
普通の恋愛で感じていた「自分の触覚」という最優先事項を失うことで「どうしたら相手に伝わるのか」という場所にノイズなくフォーカスすることができるようになった。これがお砂糖の醍醐味というか、お砂糖ならではの「関係の良さ」につながるんじゃないのかな、と思った。
ありがたいことに未だ私のお砂糖関係は続いていて、いまだに試行錯誤の日々だ。触れ方もしかり、過ごし方、連絡の頻度、会う時間、相手への踏み込み方。されて嬉しいこと、嫌なこと。
喧嘩という喧嘩はしてないけど、泣いてしまったり、嫉妬したりされたり、うまくいかないこともある。
でも、頑張って歩んでいきたいなと思う。
ふざけた場所でスタートして、何もわからない始まりで、何が正しいかどうかもわからない関係だけど。
すでにたくさんの気づきと幸せをくれた彼を
私のできる、めいっぱいの幸せで満たしたいと思う。
たくさん大切にしてくれて、ありがとう。

「熱に浮かされた勢いで贈るのは違うと思って」「手作りとか出来なくてごめんね」と言われながら、二人で指輪を選びました。
壊さないように壊れないように、でも遠ざけることもなく、しまい込むわけでもなく
たぶんきっと一番難しい「壊さないようにずっと傍にいる」を頑張りたい。
2026.02 末日