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どこに行けば、あの鼓膜を撫でるような至高のトーンに出会えるのか。
幸福を感じたいその一心で、私はVALORANTの世界に身を投じました。
「FPS界隈は女子が多い」という噂を信じて。
しかし、1年間、銃を撃ち、毒を撒き、煙を炊いた結果、私が得たものは「ブロンズ1」という微妙なランクと、たった1人の可愛い声のフレンドだった。
1年かけて、たった1人。 あまりにコスパが悪すぎる。
私は絶望を味わった。
しかし、諦めなかった。
この広大なインターネットという大地を踏みしめていればいずれ萌え声フェスティバルがはじまる。そう、信じて…。
当時スタンミブームで爆発的な人気を得たゲーム。
VCをいれて交流するので当たり前に声の可愛い女の子がたくさん集まるのではないか?そんな期待を胸に、私はVRChatをインストールした。
この1年で私が出会った『自分が可愛いと思う声の”女性”』のフレンド数は、36人です。
間違いなくこういう時に使う言葉なんでしょうね。
人生で初めて体験しました。
初めてログインしたVRChatは人の声でにぎわっていた。
遠くから聞こえる声には確かに「可愛い声の女」を認識できる声が数人聞こえた。
たくさんのゲームをプレイしていたが、初動こんなすぐにかわいい声が聞こえるとは思っていなかった私は期待に胸を膨らませた。
VRChatでかわいい声を探していると可愛い声の女の子達に共通点を見つける。
それは、VRChatの女の子の声は「透明感がある儚い守ってあげたくなる子」の割合が多いという事。
可憐なアバターを身にまとい、アニメみたいなかわいらしい声を出す彼女たちはまるで二次元から飛び出してきたフェアリーそのものだった。
精度を極めた最新鋭のボイスチェンジャー、あるいは血の滲むような修練で手に入れた「両声類」の技術。
麗しく着飾ったアバターから放たれる、あまりにも完成された「女声」を操る男たち。
私はこいつらを男だと思うが、男である確証もないのだ。
実際に遭遇するまでは男であるか女であるかそれは誰にも分らない。
私はその可能性にすべてを賭けたい。
「中身がおじさんだったらどうするのか?」 野暮な質問だ。 考えてもみてほしい。
1年かけて1人としか出会えなかった戦場(VALORANT)に比べれば、たとえ確率の半分が虚像だとしても、ここには圧倒的な「救い」がある。
私はVRChatという底なしの大海原で、至高の「音」を求めて今日もログインする。
泥にまみれて銃を握る日々はもう終わりだ。
これからは、可愛い声に包まれて、耳から幸せになる。
たとえその幸せの正体が、緻密に計算された電気信号(ボイチェン)だったとしても。