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リアルでは怒られるようなことができたり、一人称視点を活かした仕掛けがあったり……そういう「VRでしかできないよう体験」ができるワールドが好きです。
その一つとして『孤独のシグナル ⁄ Signal of Solitude』(By : えいち ⁄ Eichi)を紹介したいと思います。
このワールドには何も知らない状態で入りました。
真っ暗な世界に放り出され、最初は「???」と、状況がつかめません。
正面を見ると、暗闇のなかに小さな光が見えます。目に見えるのはそれだけです。
パーソナルミラーで自分を確認すると、髪がふわふわと浮いている。どうやら落下しているようです。
根拠を裏付けるように、目の前の小さな光は、ゆっくりと上に移動しています。しかし、そのスピードの遅さを考えると、どうやら空中を落下しているわけではないようです。
耳にはブクブクという水音が聞こえるので、おそらく水中にいるのでしょう。
同時に「プププープ-」という信号音も聞こえます。この音は映画やアニメで聞いたことがありました。そう、モールス信号の音です。
以上の情報から、「私は光の届かない深海にいて、目の前の光は、船もしくは潜水艦である」ことを理解しました。
この導入に感動しました。
ここがどういう場所なのか。それを把握する過程を、自分の目と耳で理解していく体験によって、自分が実際にその場にいるような感覚がもたらされました。
そして同時に、現実にはありえない状況です。
周囲が真っ暗なことから、相当深い海にいると考えられます。
スキューバダイビングで最も深く潜った記録が332mです。人間が、こんな光の届かない深海まで潜ることは不可能です。
まるで肉体から魂だけが抜け出し、この深海にいるようなシチュエーションです。
実際にそこにいるようだけど、そこにいるはずがない。
それはとてもVRだな、と思いました。